フライパンを長持ちさせる!使い方やお手入れ方法を種類別に解説

フライパンを長持ちさせる!使い方やお手入れ方法を種類別に解説

BestOne編集部

2024年07月18日時点の最新価格で比較できます

フライパンの使い方、間違っていませんか?だれもがあたりまえのように使用するフライパン。実は正しい使い方をすると長持ちさせることができます。本記事ではステンレス製、鉄製、フッ素樹脂加工、セラミックコート、それぞれのフライパンの使い方のポイントを詳しく紹介。さらに各フライパンの特徴も解説します。コーティングに優しい洗い方や素材にあった調理方法などをチェックして、フライパンを長持ちさせましょう。

この記事に登場する専門家・担当者

オールアバウト Best One編集部 キッチン担当
オールアバウト Best One編集部
キッチン担当
BestOne編集部で調理器具・キッチン雑貨から食品まで、キッチンや食べ物にかかわる商材を発信。メンバーは、年齢層も幅広く、一人暮らしから主婦まで性別問わず幅広く在籍しています。フライパンや冷蔵庫・炊飯器などを比較し、ユーザーの皆さんにお気に入りの1つを見つけていただくために、商品の選び方やメリット・デメリットを調査してわかりやすく解説しています。
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目次
フライパンの種類別の特徴
ステンレス製フライパンを長持ちさせる使い方
鉄製フライパンを長持ちさせる使い方
フッ素樹脂加工のフライパンを長持ちさせる使い方
セラミックコートのフライパンを長持ちさせる使い方
まとめ
この記事に登場した専門家

フライパンの種類別の特徴

フライパンの種類別の特徴
フライパンの使い方を解説する前に、まずはステンレス製、鉄製、フッ素樹脂加工、セラミックコートのそれぞれのフライパンの特徴を紹介します。下の表はフライパンの種類別メリットデメリットをまとめたものです。さらに各フライパンについて詳しく解説しているので、お手持ちのフライパンにどのようなメリット・デメリットがあるのかを確認していきましょう。
 
フライパンの購入を検討されている方、さまざまなフライパンをご覧になりたい方は「フライパンのおすすめ人気ランキング」をチェックしてください。
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  ステンレス製のフライパン 鉄製のフライパン フッ素樹脂加工のフライパン セラミックコートのフライパン
メリット ・サビにくい
・保温性が高い
・おしゃれな見た目
・耐熱性が高い
・蓄熱性が高い
・耐久性が高い
・強火調理ができる
・食材がくっつきにくい
・汚れが落ちやすい
・軽い
・汚れにくい
・洗いやすい
・コーティングの耐久性が高い
・熱伝導性が高い
デメリット ・使いはじめが温まりにくい
・重い
・「もらいサビ」を受けることがある
・弱火~中火調理
・手入れに手間がかかる
・サビやすい(落とすことができる)
・ゆでる、煮る、蒸す調理ができない
・重い
・寿命がある
・表面が傷つきやすい
・強火調理ができない
・コーティングがあるが少量の油が必要
・弱火~中火調理

ステンレス製フライパンの特徴

ステンレス製フライパンはサビにくくコーティングがない分長持ちし、見た目のおしゃれさからも人気のフライパンの種類のひとつです。ここからはステンレスフライパンの特徴について、メリット・デメリットに分けて詳しく解説します。それぞれをふまえたうえで、自分にあっているフライパンかどうかをチェックしてみましょう。
 
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ステンレス製フライパンのメリット

ステンレス製フライパンのメリット
鉄製のフライパンは使用しているうちにサビてしまうことがありますが、ステンレス製フライパンはサビにくいのが特徴です。ただしステンレスはサビにくい性質があるものの、ほかの金属から「もらいサビ」を受けてしまうことはあるため、保管時は鉄素材のものから離しておくことが重要です。
 
また保温性に優れ、余熱調理もおすすめ。ステーキや煮込み料理も余熱を使えば省エネで調理できます。

ステンレス製フライパンのデメリット

ステンレス製フライパンのデメリット
ステンレス製フライパンのデメリットのひとつが熱伝導力の低さ。これは、熱を伝えにくいステンレスの性質によるもので、フライパンを温めるのに時間がかかってしまいます。このデメリットを補うために、多層構造のステンレスフライパンも数多く販売されています。これはアルミやチタンなどの熱伝導力の高い素材をアルミの間に挟むことにより温まりやすくなるという仕組みです。素早く調理をはじめたい方は、多層構造のステンレス製フライパンをチェックしてみてください。
 
またステンレス製フライパンはフッ素樹脂加工(テフロン)のフライパンなどに比べて、重いこともデメリットのひとつ。大きさによっては1kgを超える製品も多いため、購入の際は事前に製品の重さを確認するようにしてください。
型番:GEO-25ST

Miyazaki Seisakusho(宮崎製作所) ジオ ソテーパン25cm

口コミ・レビュー総合評価
4.41
(204件)
参考価格: 10,400

美しいデザインで「無水調理」も可能

ステンレスでアルミを挟んだ7層構造により、ムラなく熱を伝えます。ウォーターシール効果により穴のないフタとフライパン(鍋)がしっかりと密着し、「無水調理」や「余熱調理」が可能。省エネで時短調理をおこなうことができます。

本体重量は1920gと重くなりますが、補助ハンドルが搭載されているため持ち運びやすく。また、フチなどムダのないシンプルなデザインは美しいだけでなくお手入れのしやすさにもつながっています。

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主な材質 ステンレス、アルミニウム
全面多層構造
サイズ(直径) 25cm
重さ 1920g
コーティング
対応熱源 ガス火、IH、エンクロヒーター、ラジエントヒーター、シーズヒーター、ハロゲンヒーター、オーブン
食洗機対応 ×

鉄製フライパンの特徴

熱伝導性の高さによっておいしく調理できると、多くのプロも愛用している鉄製のフライパン。お手入れ次第で、一生もののフライパンとして活躍してくれます。ここからはそんな鉄製フライパンの特徴について、メリット・デメリットに分けて詳しく解説。それぞれをチェックし、自分にあっているフライパンかどうかを確認していきましょう。
 
鉄フライパンのおすすめ商品を見る 鉄フライパンのおすすめ商品を見る>>

鉄製フライパンのメリット

鉄製フライパンのメリット
「おいしい料理を作れる」といわれる鉄製フライパンやスキレット。その理由は耐熱性の高さにあります。耐熱性にすぐれた鉄製フライパンは、高温調理が可能。さらに蓄熱性も高いことから、食材によってフライパンの温度を下げることなく調理できます。それによっておいしい料理が作れるのです。
 
さらに耐久性の高さも魅力のひとつ。サビやすいもののサビを落とすことも可能で、上手に使用すれば一生もののフライパンにもなりえます。ガスやキャンプなどの直火のほか、IHでも使用できることもメリットです。

鉄製フライパンのデメリット

鉄製フライパンのデメリット
鉄製フライパンのデメリットは取り扱いの難しさ。使いこみ、油をなじませていくことで鉄製フライパンを育てていくことがポイントになります。購入後の「油ならし」のほか、使用後にも油をなじませておく必要があり、日々のお手入れには少々手間がかかります。本体の重さもあるため、高齢者や小さな子どもが使用する際にはとくに難しく感じることも多いでしょう。
 
サビやすいというのもデメリットのひとつ。とくに水や酸、塩などが付着したまま放置するのは厳禁です。サビは落とすこともできますが、できるだけ手間を省くためにもサビないように使用後はすぐに洗い、しっかり乾かすことが重要になります。また、鉄製フライパンは油でコーティングして使用するため、ゆでる、煮る、蒸すなどの水を使用した調理はできません。

Riverlight(リバーライト) 鉄フライパン 極 PRO 22cm

口コミ・レビュー総合評価
4.57
(7件)
参考価格: 11,000

アウトドアでも活躍する堅牢なつくり

板厚3.2mmの厚さをもたせることで蓄熱性を高め、焼きムラもなくおいしく調理することができます。300℃の耐熱により、アウトドアでの直火やオーブンでの使用も可能。シンプルなデザインで洗いやすく、さまざまなシーンで活躍します。鉄製フライパンでありながら、サビにくいこともうれしいポイントです。

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主な材質
全面多層構造 ×
サイズ(直径) 22cm
重さ 1220g
コーティング
対応熱源 ガス火、IH、オーブン
食洗機対応 ×

フッ素樹脂加工のフライパンの特徴

食材がくっつきにくく、汚れもするっと落とせるフッ素樹脂加工(ケマーズ社製造のテフロン加工)のフライパンは、多くの家庭で一般的に使用されている人気のフライパンです。ここからはフッ素樹脂加工の特徴を、メリット・デメリットに分けて詳しく解説。それぞれを考慮したうえで、自分にあっているフライパンかどうかを確認しましょう。
 
テフロン加工のフライパンのおすすめ商品を見る テフロン加工のフライパンのおすすめ商品を見る>>

フッ素樹脂加工のフライパンのメリット

フッ素樹脂加工のフライパンのメリット
フッ素樹脂加工のフライパンの最大のメリットは、食材がくっつきにくいこと。フライパンを傾けてスルッとお皿に移すこともできるほどです。さらに汚れも落ちやすくなっており、使用後は中性洗剤をつけたスポンジで軽く洗うだけでOK。鉄製のフライパンのように、購入後の「油ならし」などの必要もなく、誰でも気軽に使用できます。

フッ素樹脂加工のフライパンのデメリット

フッ素樹脂加工のフライパンのデメリット
フッ素などのくっつきにくい成分を含んだコーティングが施されたフッ素樹脂加工のフライパン。使用を重ねるとコーティングがはがれていってしまうため、鉄製のフライパンやステンレス製のフライパンに比べて寿命が短いことがデメリットとしてあげられます。
 
また表面は傷つきやすく、金属製ターナーなどの使用は避けたほうがよいでしょう。空焚きや強火での調理、使用後の急冷によってもコーティングが劣化してしまうため注意が必要です。

Urushiyama(ウルシヤマ金属工業) クワトロIH フライパン 26cm

参考価格: 5,005

最高グレードのテフロンが長持ち

ステンレス、アルミ、ステンレス、アルミの4層クラッド材で熱伝導性の高さと蓄熱性の高さを実現。3層のケマーズ社の最高級グレードフッ素樹脂加工「テフロンプロファイル加工」によって、食材がくっつきにくく、汚れも落としやすく、さらに長持ちします。ガス火や電気ヒーターなどすべての熱源に対応していますが、なかでもIHとの相性が良く使いやすいと評判です。

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主な材質 アルミニウム、ステンレス鋼
全面多層構造
サイズ(直径) 26cm
重さ 980g
コーティング テフロンプロファイル
対応熱源 ガス火、IH、ラジエントヒーター、ハロゲンヒーター、エンクロヒーター、シーズヒーター
食洗機対応 ×

セラミックコートのフライパンの特徴

表面にセラミックのコーティングが施されたセラミックコートのフライパン。摩擦に対する強さから、汚れにくく洗いやすいため日常使いに便利なフライパンの種類です。ここからはセラミックフライパンの特徴を、メリット・デメリットに分けて詳しく解説します。それぞれをふまえたうえで、自分にあっているフライパンかどうかをチェックしてみましょう。
 
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セラミックコートのフライパンのメリット

セラミックコートのフライパンのメリット
セラミックコートのフライパンは、汚れにくさと洗いやすさが特徴です。セラミックでコーティングすることによって、摩擦だけでなく酸やアルカリなどにも強くなり、汚れがつきにくくなります。コーティング自体もはがれにくいため耐久性が高いこともポイント。フッ素樹脂加工のフライパンに比べて寿命も長くなります。
 
強火での使用はできないものの、熱伝導性も高いため小さな火力でも食材にしっかりと火を通すことが可能です。400℃の耐熱性を誇り、フッ素樹脂加工のフライパンのように240℃以上でコーティングが溶けだしてしまう恐れもなく、安心して使用できます。

セラミックコートのフライパンのデメリット

セラミックコートのフライパンのデメリット
セラミックコートのフライパンは弱火から中火で使用します。熱伝導性の高さから、強火調理をおこなうと焦げ付いてしまうことも。そのため強火調理ができないことがセラミックコートのフライパンのデメリットといえます。
 
またセラミックコートのフライパンは、食材がくっついてしまわないように必ず少量の油をひいてから使用しなければいけません。

Kyocera(京セラ) セラブリッドフライパン 26cm

参考価格: 5,500

身体にも環境にも優しいセラミックフライパン

人体や環境に影響を及ぼす化学物質は一切使用していない、安心・安全なセラミックフライパン。フッ素樹脂も使用していません。厚さ30ミクロンのセラミックによって、中火でも食材を素早く、ムラなく、おいしく焼きあげます。メラミンスポンジも使用可能で、しつこい汚れをすっきり落とせることもポイントです。

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主な材質 アルミニウム
全面多層構造 ×
サイズ(直径) 26cm
重さ 855g
コーティング セラミック加工
対応熱源 IH・ガス火
食洗機対応 ×

ステンレス製フライパンを長持ちさせる使い方

ここからはフライパンを長持ちさせる使い方について詳しく解説していきます。まずはステンレス製のフライパンから。コーティングの方法や調理時に使用可能な火加減、洗い方などのポイントをチェックして、お気に入りのステンレス製フライパンをできるだけ長持ちさせるようにしましょう。

毎回使用前に油膜をつくってコーティングする

毎回使用前に油膜をつくってコーティングする
ステンレス製のフライパンはフッ素樹脂加工のフライパンのようにコーティングがされておらず、さらにステンレスの「熱しにくく、冷めにくい」性質から、そのまま食材をいれてしまうとフライパンにくっついてしまいます。そのためステンレス製のフライパンを使用する際は、「毎回使用前に油膜でコーティングし、使用後は油膜をはがす」ことが鉄則です。
 
また油でのコーティング後の調理の際には、フライパンが冷えた状態から(コールドスタート)食材と調理用の油を入れることで、さらにくっつきにくくするという方法もあります。
 
【油膜の作り方】
  1. 加熱する前の冷たい状態のフライパンにコーティング用の乾性油(亜麻仁油、えごま油、グレープシードオイルなど)を入れる
  2. 加熱をはじめ、フライパン全体に油がなじむように回す
  3. 煙が出たらすぐに熱源から外し、フライパンを手で触れられるくらいまで冷ます

調理は弱火~中火でおこなう

調理は弱火~中火でおこなう
ステンレス製のフライパンは熱効率が高いため、強火を使用する必要がありません。調理開始時や調理前の余熱は中火、調理中は弱火~中火でおこないましょう。また蓄熱性も高いため、とろ火(極弱火)や火を消して余熱で調理することもおすすめ。とくに高火力のIHクッキングヒーターで使用する際は、弱めの火力を心掛けてください。

金属製の調理器具を使用しない

金属製の調理器具を使用しない
ステンレス製のフライパンは「サビにくさ」が特徴であるものの、「もらいサビ」を受けることがあります。金属製の調理器具(ターナー、スプーン、フォーク、包丁など)と接触したまま放置しないようにしましょう。また、鉄のフライパンと重ねて収納するなどをおこなうとサビついてしまうことがあるため、保管時にも金属製のものと接触しないよう注意が必要です。

保存容器として使用しない

ステンレス製のフライパンは保存容器として使用できません。長時間食材を入れたままにすると、汚れが落ちにくくなったり本体の劣化も進んでしまいます。ステンレス製フライパンでの調理後は、食材を必ずほかの容器に移して保存してください。

熱いうちに中性洗剤をつけたスポンジで洗う

熱いうちに中性洗剤をつけたスポンジで洗う
ステンレス製のフライパンのお手入れは、使用後フライパンが熱いうちにスポンジに中性洗剤をつけて洗います。焦げやこびりつきがひどい場合は、ぬるま湯に浸したり、フライパンで湯を沸かしたりすることによって汚れを落としやすくしましょう。それでも落ちない場合は、焦げ落としのクレンザーなどをスポンジにつけて洗うのがおすすめです。
 
金たわしや研磨剤入りのスポンジ(メラミンスポンジ)はフライパンの表面を傷つけてしまうため、使用を避けましょう。

鉄製フライパンを長持ちさせる使い方

料理好きやプロからも愛されている、鉄製フライパンを長持ちさせる使い方について詳しく解説していきます。購入後すぐにする「油ならし」や、調理前におこなう「油かえし」、使用後のお手入れ方法などの使い方のポイントをチェックして、一生ものの鉄製フライパンにできるようにしましょう。

購入したら使用前に「油ならし(シーズニング)」をする

購入したら使用前に「油ならし(シーズニング)」をする
鉄製のフライパンは購入後そのまま使用することはできません。使用する前にまず「油ならし(シーズニング)」をおこなう必要があります。基本的に「油ならし」は購入後の1回でOKですが、毎回使用前には「油返し」が必要です。使っていくうちにコーティングを定着させていくようなかたちになります。
 
【油ならしの方法】
  1. 購入後のそのままの鉄製フライパンを、強火で表面が青っぽくなるまで加熱する
  2. 火を止め、乾性油(亜麻仁油、えごま油、グレープシードオイルなど)フライパン全体になじませる
  3. 弱火~中火にかけ約3分加熱
  4. 野菜くずを入れ約1~2分程度炒める
  5. 野菜を取り除き、余分な油をキッチンペーパーでこするように拭き取る
 
※野菜くずを炒めることで油の酸化を促進させ、「鉄臭さ」を軽減するとされていますが、野菜くずがない場合は「4」をとばしてもOKです

調理前には毎回「油返し」をする

調理前には毎回「油返し」をする
鉄製フライパンはステンレス製フライパンの「毎回使用前に油膜でコーティングし、使用後は油膜をはがす」と異なり、「油膜を育てて、汚れを落とす」使用方法で、調理前に「油返し」をおこなうことがおすすめ。「油返し」は必ずしなければならない作業ではありませんが、プロや鉄フライパンを上手に使いこなす多くの方が実践している使用方法です。「油返し」のひと手間で、焦げ付き予防にもつながります。
 
【油返しの方法】
  1. 鉄製フライパンを中火で十分加熱する
  2. 火を止め多めの油(大さじ3程度)を入れ、なじませながら弱火で3分加熱
  3. 火を止め、不要な油をオイルポットなどに移す
  4. 調理に必要な油を入れ(少量の油で調理する場合は入れなくてもOK)調理開始

しっかり加熱したあとはやや抑えめの火力で調理

しっかり加熱したあとはやや抑えめの火力で調理
鉄製のフライパンはくっつきやすいため、「油返し」で十分フライパンを熱してから調理を開始します。蓄熱性が高いため、調理中は火力を抑えてOKです。あまり火力が強すぎると、焦げにつながるため注意しましょう。

多めの油で調理する

多めの油で調理する
鉄製フライパンの焦げ付きやひっつきの原因のひとつに、調理油が少ない場合があります。とくに使いはじめてしばらくは油によるコーティングが不十分であることも多いため、多めの油での調理を心掛けましょう

使用後はすぐお湯とたわしで洗う

使用後はすぐお湯とたわしで洗う
鉄製のフライパンを使用したら、ステンレス製のフライパン同様に調理したものをお皿や保存容器に移し、すぐに洗います。長時間調理したものや汚れを残しておくと酸や塩分によってサビが出てしまうことがあります。洗う際はたわしやささらを使用し、お湯でながします。以下の洗い方をチェックしましょう。
 
【鉄製フライパンの洗い方】
  1. お湯でたわしやささらを使用して汚れを落とす
  2. 水分を拭き取り、さらに中火で加熱して完全に水を飛ばす
  3. 火を止めキッチンペーパーで油を擦り込むように塗る
 
※こびりつきや汚れ、焦げなどがひどい場合は、中性洗剤を使用してもOK。ただし洗剤によって油のコーティングが落ちてしまうため、2の手順後、「油ならし」をする必要があります

フッ素樹脂加工のフライパンを長持ちさせる使い方

多くの方が使用するフッ素樹脂加工のフライパンを長持ちさせる使い方について詳しく解説していきます。やってはいけない調理前の加熱のしすぎや調理中の火加減、洗い方などのポイントをチェックして、お気に入りのフッ素樹脂加工のフライパンができるだけ長持ちするようにしましょう。

調理前の加熱は30秒程度、温めすぎない

調理前の加熱は30秒程度、温めすぎない
フッ素樹脂加工のフライパンは表面にコーティングが施されており、高温によってそのコーティングが傷んでしまいます。そのため余熱は30秒程度とし、温め過ぎないように注意が必要です。また食材を入れないままの空焚きも厳禁。フライパン本体の変形やフッ素樹脂のコーティングのはがれにもつながってしまいます。

弱火~中火で調理する

弱火~中火で調理する
フッ素樹脂加工のフライパンで調理する際は弱火~中火の火加減にしましょう。コーティングがはがれる恐れがあるため、強火の使用はNGです。コーティングが施されていることによって、基本的に食材はくっつきにくくなっていますが、炒めものなどでは少量の油の使用がおすすめです。

木製・シリコン製などのやわらかいキッチンツールを使用する

木製・シリコン製などのやわらかいキッチンツールを使用する
フッ素樹脂加工のフライパンは傷つくことによってコーティングがはがれてしまいます。そのため、調理時には木製やシリコン、ビニール製などの柔らかい素材、角がとがっていないキッチンツールを使用するようにしましょう。鋭利なものや硬いものを使用すると、フライパンが傷つきやすくなります。

一晩以上食材を入れたままにしない

フッ素樹脂加工のフライパンもほかのフライパン同様に食材を入れたままにしてはいけません。フライパンの表面に開いた小さな穴に汚れが入り込むと、コーティングのはがれやすくなってしまいます。どうしても一時的に保存したい場合は一晩程度とし、できるだけ調理後すぐに別の容器に移すようにしましょう

フライパンが冷めてからやわらかいスポンジで洗う

フライパンが冷めてからやわらかいスポンジで洗う
フッ素樹脂加工のフライパンの急冷など、急激な温度変化は厳禁です。使用後すぐに水をかけるなどはおこなわないでください。ある程度フライパンが冷めてから、柔らかいスポンジで中性洗剤を使用して汚れを落としましょう。どうしても急ぎの場合は、フライパンがすぐに冷えないようにお湯を使用して洗います。その際には、お湯による火傷に十分注意してください。

セラミックコートのフライパンを長持ちさせる使い方

表面のホワイトカラーがかわいい、セラミックコートのフライパンを長持ちさせる使い方について詳しく解説していきます。購入後念のためにやっておくといい「油ならし」や調理時の注意点、洗い方などのポイントをチェックして、お気に入りのセラミックコートのフライパンが長持ちする使い方をマスターしましょう。

購入後「油ならし」をしておくと安心

購入後「油ならし」をしておくと安心
セラミックコートのフライパンも鉄製のフライパンのように、購入後に「油ならし」をしておくと安心です。油ならしの手順は以下となります。また定期的に「油ならし」をおこなうことで、くっつきにくく快適に使用することができます
 
【油ならしの方法】
  1. 購入後のそのままの鉄製フライパンを、強火で表面が青っぽくなるまで加熱する
  2. 火を止め、乾性油(亜麻仁油、えごま油、グレープシードオイルなど)フライパン全体になじませる
  3. 弱火~中火にかけ約3分加熱
  4. 野菜くずを入れ約1~2分程度炒める
  5. 野菜を取り除き、余分な油をキッチンペーパーでこするように拭き取る
 
※野菜くずを炒めることで油の酸化を促進させ、「鉄臭さ」を軽減するとされていますが、野菜くずがない場合は「4」をとばしてもOKです

調理時は必ず油を使用する

調理時は必ず油を使用する
同じくコーティング系のフッ素樹脂加工のフライパンは基本的に油は不要ですが、セラミックコートのフライパンを使用する際には油をひく必要があります。油をひかないと食材がくっついてしまったり焦げてしまったりするので、調理時には必ず油をひいてください。とくにフッ素樹脂加工フライパンから買い替えた方は注意が必要です。

強火はNG、弱火~中火で調理する

セラミックコートのフライパンはフライパン自体が温まるのに時間がかかります。なかには余熱不要の製品も販売されていますが、基本的には調理はじめは中火で時間をかけてセラミックコートフライパンを温めましょう。その後、調理は弱火~中火でおこないます。熱伝導性が高く強火にすると焦げてしまうため、強火での調理はNGです。

木製・シリコン製などのやわらかい調理器具を使用

木製・シリコン製などのやわらかい調理器具を使用
セラミックコートのフライパンはコーティングが施されたフライパンです。そのため、フッ素樹脂加工のフライパンと同様に先の尖ったものや硬いものによってコーティングが傷ついてしまうことがあります。調理時には木製やシリコン製などの柔らかい素材や角が丸いキッチンツールを使用して、できるだけ表面を傷つけないようにしましょう

冷ましてキッチンペーパーで拭いてから洗う

冷ましてキッチンペーパーで拭いてから洗う
急な温度変化によってセラミックコーティングを傷める恐れがあるため、セラミックコートのフライパンはしっかり冷ましてから洗います。ある程度の汚れはキッチンペーパーでふき取り、中性洗剤と柔らかいスポンジで洗います。
 
しつこいこびりつきや焦げを落とす際は、研磨剤入りスポンジ(メラミンスポンジ)やたわしは使用せず、中性洗剤を混ぜたぬるま湯に浸して汚れや焦げを浮き上がらせてください。それでも落ちない場合は重曹を使用するなどで対応しましょう。

まとめ

オールアバウト Best One編集部 キッチン担当
オールアバウト Best One編集部
キッチン担当
フライパンを長持ちさせる使い方のポイントを紹介しました。大切なフライパンを長持ちさせるためには、まずはフライパンの特徴を知ることが重要です。フライパンのメリットデメリットを知ったうえで、ステンレス製、鉄製、フッ素樹脂加工、セラミックコートといったそれぞれの種類にあった使い方や洗い方を試してみてください。

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