ドイツ発のブランド「HENCKELS(ヘンケルス)」。双子マークのロゴで知られる「ツヴィリング」のカジュアルブランドで、発売するステンレスフライパンはベーシックなデザインが誰でも使いやすいと人気です。今回はそんなヘンケルスのステンレスフライパンの魅力について、ツヴィリングのステンレスフライパンとの違いを交えながら解説。さらに、ヘンケルスのステンレスフライパンの焦げ付きにくい使い方やお手入れ方法も紹介します。
HENCKELS(ヘンケルス)とは?
ドイツのツヴィリングJ. A. ヘンケルス社が展開するブランド「HENCKELS(ヘンケルス)」。もともと、同社が展開するテーブルウェアブランド「ZWILLING(ツヴィリング)」をより多くの方に楽しんでもらおうという思いから生み出されました。双子マークのロゴで知られるツヴィリングに対し、ヘンケルスのロゴは1人マークになっているのが目印です。
ヘンケルスでは包丁、フライパン、鍋などの分野で、幅広い層がカジュアルに楽しめるアイテムを数多く展開。低予算で質の高い製品を求める方から人気のブランドとなっています。
なお、ヘンケルスに限らず多様なブランドのステンレスフライパンについて知りたい方は「
ステンレスフライパンのおすすめ商品」の記事も併せてチェックしてみてください。ツヴィリング、ティファール、マイヤーなど人気ブランドのステンレスフライパンを幅広く掲載しています。
ヘンケルスとツヴィリングのステンレスフライパンの違いは?
ヘンケルス、ツヴィリングの2ブランドはいずれも、ステンレス製のフライパンを展開していますが、その大きな違いは価格帯とラインナップの豊富さ。ヘンケルスのステンレスフライパンは「STYLE BASIC(スタイルベーシック)」シリーズの1種類のみの展開となるものの、価格は最も大きな26cmでも7150円(公式価格)と比較的リーズナブルなのが魅力です。
一方のツヴィリングは「ツヴィリング ピコ」「ツヴィリング プロ」「ツヴィリング ヴァイタリティ」「ツヴィリング モーメント」「ツヴィリング プラス」といった複数種類のシリーズを展開。調理面のコーティングなしのモデルや、焦げ付きにくいようコーティングされたものなど、さまざまなアイテムがそろいます。価格帯も幅が広く、高いものだと1万円を超えるアイテムも。
より豊富なラインナップから、高性能なステンレスフライパンを見つけたいならツヴィリング、できるだけ予算を抑えつつ、シンプルで手軽に使えるステンレスフライパンをお探しならヘンケルスを選ぶのがおすすめです。
2ブランドの特徴やおすすめの人は下の表でまとめています。また、ツヴィリングのステンレスフライパンについての記事では、シリーズごとの違いや魅力なども詳しく紹介。気になる方はチェックしてみてください。
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ステンレスフライパンのシリーズ |
特徴 |
価格帯 ※2024年1月現在の公式価格 |
おすすめの人 |
ヘンケルス |
STYLE BASIC |
ノンスティックコーティングで焦げ付きにくい シンプルなデザインで幅広い層が使いやすい 価格も比較的リーズナブル |
4,950円~7,150円 |
予算を抑えつつ、シンプルで扱いやすいステンレスフライパンを購入したい方 |
ツヴィリング |
ツヴィリング ピコ ツヴィリング プロ ツヴィリング ヴァイタリティ ツヴィリング モーメント ツヴィリング プラス |
シリーズ、サイズのラインナップが豊富 コーティングなしとノンスティックコーティングの両方を展開 |
3,713円~13,200円 |
予算は上がっても、幅広いラインナップから使用目的や好みに合ったステンレスフライパンを見つけたい方 |
ヘンケルスの「STYLE BASIC」ステンレスフライパンの魅力
高品質・高価格路線のツヴィリングよりも、リーズナブルで誰でもカジュアルに手に取りやすいヘンケルスのステンレスフライパン。ここではヘンケルスの「STYLE BASIC(スタイルベーシック)」シリーズのステンレスフライパンの魅力を3つ紹介します。価格以外の特徴も気になるという方はぜひ参考にしてみてください。
幅広い層が使いやすいベーシックなデザイン
ヘンケルスの「スタイルベーシック」は、同ブランドの中でもベーシックラインと言われる「HIシリーズ」のステンレスクックウェア。ステンレスフライパンも、側面にヘンケルスのロゴをあしらったシンプルなデザインで、使う人を選びません。
一方、素材にはツヴィリングのフライパンと同じく、丈夫でサビにくい18-10ステンレスを使用した上で、サテン加工をプラス。またステンレスをシリコンで覆ったハンドル部分は通販サイトの口コミなどでも「女性の小さな手にもなじみやすい」と評判で、品質を求める方も満足できる仕上がりです。
ノンスティックコーティングで焦げ付きにくい
ヘンケルスの「スタイルベーシック」のステンレスフライパンは調理面にフッ素樹脂によるノンスティックコーティングを施しています。調理中に食材が焦げ付きにくくなるため、料理初心者の方でも安心して使えるのが魅力。使っているうちにコーティングがどうしても劣化してしまうのは難点なのものの、冷めにくさなどステンレスフライパンのメリットを維持しつつ、より手軽に扱いやすいフライパンをお探しの方にもおすすめです。
16・20・26cmの3サイズを展開
ヘンケルスの「スタイルベーシック」のステンレスフライパンは16cm・20cm・26cmの3サイズを展開しています。お弁当のおかず作りなどちょっとした料理にはミニサイズの16cm、朝食用のパンケーキやオムレツを作るなら20cmが便利。20cmサイズは一人暮らしのメイン料理にも使いやすい大きさです。
一方、ファミリー世帯でメイン料理を作りたい方は26cmサイズをチェックしてみましょう。それぞれの使用目的や世帯人数に合った大きさを選ぶのがおすすめです。なお同シリーズでは、フライパンのセット品や両手鍋、片手鍋も発売。フライパンや鍋のデザインに統一感を持たせたい方はセットでの購入も検討してみてください。
ヘンケルスの「STYLE BASIC」ステンレスフライパンの商品紹介
ここではヘンケルスの「STYLE BASIC」ステンレスフライパンの商品情報を紹介します。
Henckels(ヘンケルス)
HIスタイル ベーシック フライパン 20cm
参考価格:
6,111
円
IHコンロ対応で誰でも使いやすい
直径20cmと一人暮らしのメイン料理やファミリー世帯の朝食用に使いやすい大きさのフライパンです。本体素材はサビにくい18-10ステンレスを使用。底部はアルミニウムをステンレスで挟む多層構造を採用しています。
誰でも使いやすいシンプルなデザインに加えてIHコンロ対応で、使用するキッチンを選びにくいのもうれしいポイント。調理面はコーテイング加工済みで、食材が焦げ付きにくいフライパンをお探しの方にもおすすめです。
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サイズ展開 |
16cm/20cm/26cm
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各サイズの全長 |
16cm:ー/20cm:全長38cm/26cm:全長47cm
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各サイズの高さ |
16cm:ー/20cm:高さ4.3cm/26cm:高さ4.8cm
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各サイズの重さ |
16cm:ー/20cm:重さ670g/26cm:重さ1060g
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ヘンケルスのステンレスフライパンの使い方
ここからはヘンケルスのステンレスフライパンの使い方を詳しく解説します。食材が焦げ付きにくいよう、調理面にフッ素樹脂によるコーティングが施されているヘンケルスのステンレスフライパンは、コーティングを長持ちさせることで、焦げ付きにくさが持続します。使用時はコーティングの劣化や剥がれがなるべく起きないよう、使う必要があります。
空焚きはせず油やバターを使う
コーティング済みのフライパンは、油や水、食材などを入れずに火にかける空焚きは厳禁。空焚きは、フライパンの表面温度の急激に上昇しやすいため、コーティングの劣化につながる恐れがあります。食材を炒めたり焼いたりするときは、油やバターを使用するのがおすすめ。なお、オイルスプレーは汚れが残りやすいため、使わない方がよいでしょう。
中火以下の調理で焦げ付きを防ぐ
コーティングの劣化や焦げ付きを防ぐためには、中火以下の火力を守ることも大切です。手早く加熱したい場合や、厚めの食材に火を通す場合でも、強火での加熱はNG。代わりにフタをかぶせると、フライパン内部の熱が逃げにくくなり、効率よく調理できます。
また、調理面で食材のカットなどをしない、金属製のツールは使わないこともコーティングの劣化を防ぐポイントです。フライ返しやターナーなどのツールは木製、またはシリコン製を選ぶようにしてください。
使用後はしっかりと冷めるのを待つ
料理が完成してお皿に盛りつけたあと、フライパンにすぐに冷水をかけて調理面を冷ます行為もやめてください。冷水をかけることで起きる急激な温度変化がコーティングの劣化につながるのが大きな理由。使用後に水をかけるときは調理面が冷めるまで、数分間待つようにしましょう。
ヘンケルスのステンレスフライパンのお手入れ方法
ここからはヘンケルスのステンレスフライパンのお手入れ方法について、普段の料理後の洗い方と、焦げ付きがひどい場合の洗い方に分けて解説。できるだけ長持ちさせるためには洗うときもコーティングをはがさないよう、注意することが大切です。ぜひ参考にしてみてください。
普段の料理後の洗い方
ヘンケルスのステンレスフライパンは、コーティングを傷つける恐れがあるタワシでの洗浄はNG。柔らかい布やスポンジと中性洗剤、ぬるま湯で汚れを落とすようにしましょう。調理後に時間が経過すると汚れは落ちにくくなるため、なるべく早めに洗い始めるのもポイント。ただし、フライパンが熱いうちに冷水をかけるのは、コーティングの劣化につながります。タイミングを見計らいながら、ある程度冷めてから洗い始めるようにしてください。
焦げ付きがひどいときの洗い方
焦げ付きは、お湯で汚れをゆるめるのがおすすめ。まずは、焦げが浸る程度まで水を入れたフライパンを中火で加熱。しばらく沸騰させたら火を止め、一晩ほどそのままにしましょう。翌日やわらかいスポンジでこすると、焦げ付きが落とせます。それでも落ちない場合は水に重曹をプラスすることで、より汚れが落ちやすくなります。重曹を加えるやり方は以下の通りです。
- フライパンの焦げ付き部分に重曹をふりかける
- 水を加えて少し沸騰させる
- 1時間ほど放置した後で、スポンジなどで焦げを落とす
まとめ
オールアバウト Best One編集部
キッチン担当
ヘンケルスの「STYLE BASIC」のステンレスフライパンは、シンプルなデザインと使い勝手の良さが魅力のアイテム。比較的リーズナブルな価格で購入しやすいのもポイントで、双子マークの「ツヴィリング」のステンレスフライパンは手が出にくいという方にもおすすめです。ぜひ今回の記事を参考に、ヘンケルスのステンレスフライパンの購入を検討してみてください。