【ステンレス鍋にも応用可能】ステンレスフライパンの焦げ落とし方法|ひどい焦げ付きには重曹がおすすめ

【ステンレス鍋にも応用可能】ステンレスフライパンの焦げ落とし方法|ひどい焦げ付きには重曹がおすすめ

BestOne編集部

頑丈でサビにくいと言われているステンレスフライパン。長く使えて、スタイリッシュでおしゃれなデザインが魅力です。しかし、焦げ付いてしまうとお手入れが大変だと思う方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ステンレスフライパンの焦げ落とし方法について解説します。どれも簡単な方法なので、焦げ付いてしまった場合はぜひ試してみてください。重曹やクエン酸を使用する方法やひどい焦げ付きの落とし方、酢を使用する方法もピックアップしており、ステンレス鍋にも応用することができます。毎日のお手入れ方法についても触れているので合わせてチェックしてみてください。

この記事に登場する専門家・担当者

オールアバウト Best One編集部 キッチン担当
オールアバウト Best One編集部
キッチン担当
BestOne編集部で調理器具・キッチン雑貨から食品まで、キッチンや食べ物にかかわる商材を発信。メンバーは、年齢層も幅広く、一人暮らしから主婦まで性別問わず幅広く在籍しています。フライパンや冷蔵庫・炊飯器などを比較し、ユーザーの皆さんにお気に入りの1つを見つけていただくために、商品の選び方やメリット・デメリットを調査してわかりやすく解説しています。
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目次
重曹を使ったステンレスフライパンの焦げ落とし方法
ステンレスフライパンを焦げ付かないようにするには?
焦げ付き以外の汚れの落とし方
ステンレスフライパンのお手入れ方法
ステンレスフライパンの正しい洗い方
まとめ
この記事に登場した専門家

重曹を使ったステンレスフライパンの焦げ落とし方法

重曹を使ったステンレスフライパンの焦げ落とし方法
お湯を使っても取れないようなこびりついた焦げ付きには「重曹」を使って落とすことがおすすめです。下記では、重曹を使った焦げ付きの落とし方の手順をご紹介します。ステンレス鍋にも応用することができるため、ぜひチェックしてみてください。
 
  1. フライパンに焦げが浸るくらいの水を入れる
  2. 大さじ1程度の重曹をフライパンに入れて15分間沸騰させる
  3. 15分経ったら火を止めて水でフライパンをすすぎ、スポンジで焦げを落とす
  4. それでも焦げが落ちない場合は、数回1~3の工程を繰り返す
 
※重曹をフライパンに入れて沸騰させた際に泡が出てきますが、そのまま加熱し続けてください。
 
なお、ステンレスフライパンを使って料理をするときは、中火以下で調理すると焦げ付きにくくなります。ステンレス素材との間にアルミニウムを挟んだ三層構造のステンレスフライパンだと、熱伝導率が高いため中火以下の調理でも食材にきちんと熱が通ります。

ステンレスフライパンを焦げ付かないようにするには?

ステンレスフライパンを焦げ付かないようにするには?
ステンレスフライパンが焦げ付いてしまうとそのお手入れも大変です。そのため、ステンレスフライパンを焦げ付かせないように、日ごろから調理方法に気をつけて使うことが大切です。
 
まず、前回使用した汚れが残っていないかを確認し、調理を始めましょう。前回の汚れが残っていると焦げ付きの原因になってしまいます。
 
次に、食材を入れる前に中火でフライパンを温めます。水滴を垂らしたときに球状のまま転がって蒸発するまでの温かさを目安にするか、適度にフライパンを温めたあと、油を入れて少し煙が立つまで予熱しましょう。
 
調理をする際は、なるべく中火以下で作業することが大切。ステンレスフライパンは保温性が高いため、中火以下でも十分火が通ります。

焦げ付き以外の汚れの落とし方

ここでは、ステンレスフライパンの焦げ付き以外の汚れの落とし方について解説します。ステンレスフライパンの外側が油焼けしてしまった場合の落とし方や、虹色に変色してしまった際の対処法、錆びついてしまった場合の落とし方もピックアップ。ぜひ合わせてチェックしてみてください。

外側の油焼けには重曹

外側の油焼けには重曹
茶色や黒色など外側についた油焼けには重曹がおすすめ。油焼けは、調理中に食材や油がフライパンの外側についてしまい、熱で固まってしまった汚れです。ここでは、ステンレスフライパンの外側についてしまった油焼けの落とし方をご紹介します。
 
  1. 重曹と水を3:1の割合で混ぜてペースト状にする
  2. ペースト状にした重曹を油焼けしている箇所に塗り、ラップをして密着させる
  3. 1時間ほど放置し、ラップを剝がす
  4. スポンジやナイロンたわしなどでこすりながら汚れを落とす
 
なお、油焼けは時間が経つほど落ちにくくなってしまうため、日ごろからお手入れをしておくといいでしょう。

虹色に変色した場合はクエン酸

虹色に変色した場合はクエン酸
出典:Amazon
ステンレスフライパンの表面が虹色に変色してしまった場合、クエン酸を使ってケアしましょう。ステンレスフライパンについてしまった虹色の成分は、水道水などに含まれているナトリウム、カルシウムなどのアルカリ性物質。酸性であるクエン酸を使うことによって、アルカリ性物質が中和され、変色を落とす効果が期待できます。下記では、クエン酸を使った虹色の変色の落とし方を解説します。
 
  1. 水500mlとクエン酸大さじ1をフライパンに入れて沸騰させる
  2. 約10分煮立たせ、お湯を捨てる
  3. 台所用中性洗剤で洗い流し、しっかり拭き上げる

錆び付きにはクレンザー

錆び付きにはクレンザー
出典:Amazon
ステンレスフライパンは錆びにくいとされていますが、保管場所によってもらい錆びがつく可能性があります。もしもステンレスフライパンに錆がついてしまった場合は、クレンザーで落とすことができます。ここでは、クレンザーで錆びを落とす方法をご紹介します。
 
  1. スポンジにクリームクレンザーを馴染ませる
  2. 錆びた部分をこする
  3. 錆が落ちたらしっかり水ですすぎ拭き上げて乾燥させる
 
上記の方法で錆びが取れない場合、フライパン自体が錆びている可能性があり、クレンザーだけでは落ちないことがあります。ステンレスフライパンで塩分や酸を多く含んだ食材は放置せず、すぐに洗いましょう。また、湿気が多い場所に保管していても錆びる原因になるため注意が必要です。

ステンレスフライパンのお手入れ方法

ステンレスフライパンのお手入れ方法
ここでは、ステンレスフライパンのお手入れ方法についてご紹介します。ステンレスフライパンのお手入れは簡単で、調理後はそのまま放置せず、台所用中性洗剤を使って汚れを落としましょう。洗ったあとは水気をしっかりと拭き取り、よく乾燥させることが大切。収納する際はもらい錆を付けないよう、空き缶や鉄製のものとは離しておきましょう。
 
また、ステンレスフライパンの中には食洗器に対応している商品もありますが、食洗器用洗剤は塩分やアルカリ性を含んだものが多いです。そのため、ステンレスフライパンが傷ついてしまうことがあるため、食洗器での使用はおすすめできません。
 
なお、ステンレスフライパンのお手入れ方法をさらに詳しくご覧になりたい方は、ステンレスフライパンのお手入れ方法の記事を合わせてチェックしてみてください。
ステンレスフライパンの手入れ・メンテナンス方法を見る ステンレスフライパンの手入れ・メンテナンス方法を見る>>

ステンレスフライパンの正しい洗い方

ここでは、ステンレスフライパンの使い始めの洗い方や、普段の洗い方についてご紹介します。正しい洗い方をすることで、ステンレスフライパンをきれいに長持ちさせることができるため、日ごろのケアは大切です。ぜひ合わせてチェックしてみてください。

使い始めの洗い方

使い始めの洗い方
ステンレスフライパンを使い始める場合、表面についている油や小さい汚れを落とすため、お酢を使って洗いましょう。下記では、お酢を使ったステンレスフライパンの使い始めの洗い方を解説します。
 
  1. お酢をキッチンペーパーに大さじ1馴染ませて拭き取る
  2. 拭き取ったら台所用中性洗剤とスポンジを使い洗い流す

普段の洗い方

普段の洗い方
ステンレスフライパンは、調理後そのまま放置せず、台所用中性洗剤とスポンジを使い汚れを落としましょう。スポンジでは落とせない頑固が汚れの場合は、ナイロンタワシなどスポンジよりも少し硬めのものを使うことがおすすめ。洗い終わったら水気を拭き取り、よく乾かしましょう。
 
また、ステンレスフライパンは温度変化に強いため、使用後すぐ水につけておいても問題ありません。水につけておくことでこびりついた汚れも落としやすくなります。

まとめ

オールアバウト Best One編集部 キッチン担当
オールアバウト Best One編集部
キッチン担当
今回は、ステンレスフライパン焦げ落とし方法についてご紹介しました。ひどい焦げ付きや外側の油焼けには重曹、虹色に変色した場合はクエン酸、錆び付きにはクレンザーを使って汚れを落とすことがおすすめです。また、焦げ落としは手間がかかるため、日ごろの調理から意識してステンレスフライパンを使用すると焦げ付きにくくなります。ぜひ、今回ご紹介した内容を参考にステンレスフライパンをケアしてみてください。
 
なお、ステンレスフライパンのお手入れ方法についてさらに詳しくご覧になりたい方は、ステンレスフライパンのお手入れ方法の記事を合わせてチェックしてみてください。
ステンレスフライパンの手入れ・メンテナンス方法を見る ステンレスフライパンの手入れ・メンテナンス方法を見る>>

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