ステンレスフライパンのメリットとデメリット|ステーキや煮込み料理に最適

ステンレスフライパンのメリットとデメリット|ステーキや煮込み料理に最適

BestOne編集部

ステンレスフライパンが気になる方や、使ってみたいと考えている方も多いでしょう。そこで今回は、ステンレスフライパンのメリットとデメリットを紹介します。ステンレスフライパンが得意としている料理やあまりおすすめできない料理も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

この記事に登場する専門家・担当者

オールアバウト Best One編集部 キッチン担当
オールアバウト Best One編集部
キッチン担当
BestOne編集部で調理器具・キッチン雑貨から食品まで、キッチンや食べ物にかかわる商材を発信。メンバーは、年齢層も幅広く、一人暮らしから主婦まで性別問わず幅広く在籍しています。フライパンや冷蔵庫・炊飯器などを比較し、ユーザーの皆さんにお気に入りの1つを見つけていただくために、商品の選び方やメリット・デメリットを調査してわかりやすく解説しています。
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目次
ステンレスフライパンのメリット
ステンレスフライパンのデメリット
ステンレスフライパンの得意料理
ステンレスフライパンの苦手料理
ステンレスフライパンと鉄・アルミの特徴を比較
まとめ
この記事に登場した専門家

ステンレスフライパンのメリット

ステンレスフライパンのメリット
ステンレスフライパンのメリットは、主に下記の3つです。
 
  • 保温性が高い
  • 耐久性が高く、サビにくい
  • 見た目がおしゃれ
それぞれチェックしていきましょう。

メリット1:保温性が高い

ステンレスフライパンは保温性が高いため、余熱での調理が可能です。少しの火力で調理できるため、ガス代の節約にもなるでしょう。ステーキやハンバーグなどを焼く際は、火を弱めてじっくりと加熱することができるため、柔らかくジューシーに仕上がります。また、保温性を活かして煮物や煮込み料理をするときにも活躍します。

メリット2:耐久性が高く、サビにくい

ステンレスフライパンは丈夫なため、長年使用することができます。テフロン加工やフッ素加工されたフライパンは、数か月~2年ほどで買い替えなければなりません。しかし、ステンレスフライパンは正しい使い方をすれば一生使い続けることも可能です。 また、サビにくいので、鉄フライパンよりもお手入れが楽というメリットもあります。
 

メリット3:見た目がおしゃれ

ステンレスフライパンはおしゃれなデザインのものが多いため、キッチンをスタイリッシュにしてくれます。また、基本的にフライパンの表面は銀色なので、ソースやオリーブオイルの色を確認しやすく、とても便利です。キッチンをおしゃれにしたい方には、ステンレスフライパンは欠かせないアイテムでしょう。
 ステンレスフライパンが気になる方は、ステンレスフライパンのおすすめ記事もチェックしてみてください。
ステンレスフライパンのおすすめ商品を見る ステンレスフライパンのおすすめ商品を見る>>

ステンレスフライパンのデメリット

ステンレスフライパンのデメリット
ステンレスフライパンのデメリットは、主に下記の3つです。
 
  • 重い
  • くっつきやすい
  • 温まるのが遅い
それぞれチェックしていきましょう。

デメリット1:重い

ステンレスフライパンは、サイズによって重量は変わりますが、一般的なテフロン加工が施されているフライパンよりも重く、1kg以上するステンレスフライパンも少なくありません。そのため、お年寄りや子供、力の弱い方などは扱いづらいでしょう。また、使用頻度が多いと手首を痛めることもあります。

デメリット2:くっつきやすい

ステンレスフライパンは予熱でしっかり温めたり、油でコーティングしないと、食材がくっついてしまいます。そのため、食材を炒める際は、予熱で数分フライパンを温め、油をしっかりなじませてから使用する必要があり、手間がかかります。
以下の記事では、ステンレスフライパンがくっついてしまったり、焦げ付いたりした場合のステンレスフライパンのお手入れ方法を下記の記事で紹介しているので、気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
ステンレスフライパンの手入れ方法を見る ステンレスフライパンの手入れ方法を見る>>

デメリット3:温まるのが遅い

ステンレスフライパンは、温まるまで時間がかかるため、熱ムラを起こしやすく、焦げ付きの原因にもなります。また、フライパンを使う前の予熱に時間がかかってしまうのもデメリットといえるでしょう。しかし、メリットでもお伝えした通り、一度温まれば冷めるまで時間がかかるため、余熱調理に向いています。

ステンレスフライパンの得意料理

ステンレスフライパンの得意料理
ステンレスフライパンは、「焼く」「炒める」「煮込む」といった料理を得意としています。予熱でしっかりと温めたステンレスフライパンに、ステーキやハンバーグといった食材を入れても、温度が下がらないため、しっかりと焼き色を付けることが可能。弱火~中火で調理することによって、お肉にゆっくりと火を通すことができるので、柔らかくジューシーに仕上がります。
 
また、ステンレスフライパンは火を消しても高温を維持してくれるため、煮込み料理にもおすすめです。その他にも、魚のソテーやパンケーキ、ソースやジャム作りにも向いているため、さまざまなシーンで役立つでしょう。

ステンレスフライパンの苦手料理

ステンレスフライパンの苦手料理
ステンレスフライパンにはお米やt麺に含まれる「でんぷん質」や卵に多く含まれる「タンパク質」がくっつきやすいため、チャーハンや焼きそば、卵料理などは難易度が上がります。予熱でしっかりとフライパンを温め、油でコーティングしたとしても、慣れないうちはくっついてしまう可能性が高いため、チャーハンなどを作りたい場合は、鉄フライパンやテフロン加工されたフライパンなどを使いましょう。

ステンレスフライパンと鉄・アルミの特徴を比較

ステンレスフライパンとよく比較される鉄フライパンやアルミフライパン。まずは、それぞれの特徴を表にまとめたので、下記をチェックしてみてください。
  耐久性 熱伝導率 保温性 重量 手入れのしやすさ 価格
ステンレス 非常に高い 低い 高い 重い 面倒 普通
非常に高い 高い 低い 軽い 非常に簡単 安い
アルミ 普通 非常に高い 非常に高い 重い 普通 高い

鉄フライパンの特徴と得意料理

鉄フライパンの特徴と得意料理
鉄フライパンはステンレスフライパンと同様に、耐久性がとても高く、長年使い続けることができます。熱伝導率が非常に良いため、素早く食材に火が通り、美味しく仕上がります。しかし、重量が重くサビやすいため、お手入れが大変というデメリットも。くっつき防止のために油ならしをしたり、サビないようにすぐに乾燥させたりと、手間がかかるため、面倒と感じる方も多いでしょう。
 
鉄フライパンは、「炒めもの」や「焼きもの」がおすすめです。チャーハンや野菜炒め、焼き餃子など中華料理には鉄フライパンが最も適しています。鉄フライパンで炒めることによって、鉄分も摂取できるため、体にも良いです。
鉄フライパンが気になる方は、鉄フライパンのおすすめの記事もチェックしてみてください。
鉄フライパンのおすすめ商品を見る 鉄フライパンのおすすめ商品を見る>>

アルミフライパンの特徴と得意料理

アルミフライパンの特徴と得意料理
アルミフライパンはステンレスフライパンと異なり、非常に軽いという特徴があります。そのため、腕や手首が疲れにくく、フライパンを振ったり、洗ったりする作業も楽です。また、熱伝導率が非常に高いため、火をつければすぐにフライパンが熱くなります。しかし、食材がくっつきやすいため、ステーキを焼いたり、野菜を炒めたりといった料理には向いていません。
 
アルミフライパンは、パスタ専用といっても良いほど、パスタ料理に向いているフライパンです。熱伝導率の良いため、水分調整が簡単。パスタは水分量が多いため、くっつく心配もありません。また、銀色なのでパスタソースの色も確認しやすいです。
アルミフライパンが気になる方は、アルミフライパンのおすすめの記事もチェックしてみてください。
アルミフライパンのおすすめ商品を見る アルミフライパンのおすすめ商品を見る>>

まとめ

オールアバウト Best One編集部 キッチン担当
オールアバウト Best One編集部
キッチン担当
ステンレスフライパンのメリットとデメリットを紹介しました。耐久性が高く、長年使うことができるステンレスフライパンは、保温性が高いため、お肉を焼いたり煮込んだりするのに最適です。しかし、重量が重く、正しい使い方をしないと食材がくっついてしまうというデメリットもあるので、購入前にしっかりとデメリットも確認しておきましょう。
なお、ステンレス製以外のフライパンについても知りたい方はフライパンの種類と選び方や、おすすめフライパンについての記事も併せてチェックしてみてください。各材質のメリットやデメリットなどを解説しているほか、幅広いフライパンをピックアップしているので、ご自身に合うフライパンが見つかるはずです。
フライパンの種類と選び方を見る フライパンの種類と選び方を見る>>
フライパンのおすすめ商品を見る フライパンのおすすめ商品を見る>>

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