鉄フライパン初心者の方でも使いやすいと評判の「無印良品の鉄フライパン」。IHやガスコンロで使用できるので、キャンプ用のフライパンとしても人気です。そこで今回は、無印の鉄フライパンの魅力やおすすめポイント、実際の口コミや評判を紹介。さらに、ニトリや藤田金属の似ている製品と比較します。気になるお手入れ方法も解説するので、はじめての鉄フライパンをお探しの方などはぜひ参考にしてください。
無印良品の鉄フライパンの魅力
無印良品は、ひとびとの「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、さまざまな商品やサービスを提供しています。そんな無印の「鉄製フライパン」にも、わたしたちの感じ良い暮らしのための魅力が詰まっています。鉄フライパンで料理が美味しくなる秘密やサイズ展開など、詳しくチェックしてみましょう。
なお、さまざまなメーカーやブランドの鉄フライパンをご覧になりたい方は「
鉄フライパンのおすすめ」記事を参考にしてください。
鉄の特性を活かして料理を美味しく仕上げる
無印良品の鉄製フライパンの最大の魅力は、熱伝導性の高い鉄を使用して作られていること。食材に熱が伝わりやすい点が大きな特徴で、時短調理にもつなげられます。また油なじみが良く高い温度で調理できることから炒めものにもうってつけ。ステーキなどの焼き料理では、外はパリッとなかはジューシーに仕上がります。
鉄製のフライパンは使いながら「育てていく」ため、フッ素樹脂加工のフライパンなどに比べて長持ちすることも魅力です。使う際のほんの小さなひと手間で、数カ月でゴミにならないエコな暮らしと美味しい料理を手に入れることができます。
サイズ展開は、直径「22cm」と「26cm」の2種類
無印の鉄フライパンのサイズは、重さ約870gの「直径22cm／商品番号 82577075」と約1140gの「直径26cm／商品番号 82577082」の2種類が展開されています。一人暮らし～二人暮らし用なら直径22cm、2人分以上の料理を作るなら直径26cmのモノがおすすめ。とくに22cmタイプは鉄フライパンのなかでも軽量で扱いやすいです。
さらに2020年のリニューアル時には加工しやすいようステンレスをプラスし、持ち手にカーブが加えられ、より持ちやすくなっています。なお、だし巻き玉子を焼くときに便利な
角型タイプも販売されているので、気になる人は確認してみてください。
IHやガス火などの熱源に対応可能
無印の鉄フライパンは、IHやガスコンロなどの熱源に対応でき、キッチンタイプを選ぶことなく使える点も大きなポイント。引っ越した場合にも、引き続き使用できる可能性が高くなり便利です。
無印良品の鉄フライパンの商品紹介
ここからは無印の鉄フライパンの商品紹介をします。シンプルでどんなキッチンにもなじむデザインはもちろん、スペック表にある重量なども参考にしてチェックしてみてください。
MUJI（無印良品）
無印良品 フライパン
参考価格：
5,040
円
価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
amazon.co.jp:2024年4月29日 04:32時点
rakuten.co.jp: 2024年4月14日 08:45時点
本商品の購入においては、購入の時点で上記各サービスに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます
| サイズ |
長467×高さ95.5mm（ハンドル含む）
|
| 直径 |
26cm
|
| 重量 |
1140g
|
| タイプ |
浅型
|
| IH対応 |
〇
|
無印良品の鉄フライパンの口コミや評判
無印の鉄フライパン「直径22cm／商品番号 82577075」では、「小さめサイズがちょうどいい」「軽くて使いやすい」「長時間の調理では持ち手が熱いが、短時間では熱くなりにくい」といった概ね高評価の口コミが寄せられていました。「直径26cm／商品番号 82577082」では、「大きさがちょうどよく使いやすい」、「デザインが素敵」、「思ったよりもお手入れが簡単」といった評価が多くみられます。また、「直径26cm／商品番号 82577082」の特徴である油なじみと優れた熱伝導性にも定評があるようで、中華鍋で作ったようなパラっとした本格的なチャーハンが作れるという意見もありました。
一方で「直径26cm／商品番号 82577082」では、「中心部が盛り上がっていて使いにくい」「少し重めで手に負担がかかる」といった評価も。「直径22cm／商品番号 82577075」では見られない評価のため、重さが気になる方はまずは22cmからはじめてみるのもよいかもしれません。盛り上がりが気になる方は、実際に店舗で確認することをおすすめします。
なお、無印鉄フライパンの公式HPでのレビューに関しては、こちらから確認できます。気になる人はチェックしてみてください。
無印良品の鉄フライパンのスペックを他社の類似品と比較
| |
無印良品 82577082（直径26cm） |
ニトリ 8943613（直径26cm） |
藤田金属 65908（直径26cm） |
| 価格 |
4,990円（公式HP価格） |
1,490円（公式HP価格） |
1,927円（Amazon価格） |
| サイズ |
径26×全長46.7×高さ9.55cm |
幅26.3×奥行46.5×高さ9.5cm |
約幅26.0×奥行44.0×高さ11.0cm |
| 重さ |
約1170g |
約960g |
約1070g |
| 板厚 |
約1.6mm |
約1.5ｍｍ |
約1.4mm |
| 容量 |
約2.18L |
|
5L |
| 油ならしの要否 |
必要 |
不要 |
不要 |
| 空焼きの要否 |
不要 |
不要 |
不要 |
| IH対応 |
〇 |
〇 |
〇 |
ここでは、無印良品の鉄製フライパンと、ニトリ・藤田金属といった人気メーカーから出ている類似品のスペックについて比較表をもとに紹介していきます。
まず価格ですが、ニトリの製品が最もリーズナブルで手を出しやすいといえます。また鉄フライパンは軽いほど振りやすく、重いほど食材を入れたときに温度が下がりにくいと言われていますが、ニトリが最も軽量で、無印良品が一番重いという結果になりました。一方、藤田金属とニトリの製品は、空焼き・油ならしといった事前準備が不要のため、お手入れの手間が省けます。
価格、軽量性、蓄熱性などがそれぞれ異なりますが、いずれかの鉄フライパンを購入される予定の方は、自身の用途や大切にしたいポイントを考慮して選んでみてください。
無印良品の鉄フライパンの使い方とお手入れ方法
無印の鉄フライパンを購入しても使用方法やお手入れが分からないと困ってしまいます。鉄製のフライパンは、購入後使いはじめる前に必要な「油ならし」や毎回使用後の「油返し」などのちょっとしたひと手間が必要です。また、お手入れ方法も一般的なフッ素樹脂加工のフライパンと異なる点が多くなりため、よりスムーズに使い始めるためにも事前に使い方とお手入れ方法について確認しておきましょう。
はじめて使用する前に「油ならし」をする
無印の鉄フライパンは購入後、はじめての使用前には、サビや焦げ付きを防止するための作業である「油ならし」が必要です。なお2回目以降の使用前に関しては、事前の油ならしは必要ありません。
【油ならしの手順】
- 中火以下で2～3分加熱したのち一度火を止める（IH調理器の場合は必ず中火にする）
- フライパンの表面が手で触れる温度になるまで冷ます
- 約0.5～1カップ分の油をまわし入れる
- 弱火で5分ほど加熱する
- 全体に油が行き渡ったら火を止める
- キッチンペーパーで内側にまんべんなく油をなじませる
2回目以降の使用前には毎回「油返し」をする
2回目以降に使用する前には、その都度、食材のこびりつきを防止するために「油返し」を実施しましょう。作業手順は以下の通りです。
【油返しの手順】
- フライパンを2～3分ほど中火以下で温める
- フライパンに0.5～1カップの油を入れ内側全体になじませる
- 油が熱くなって煙が出たら火を止める
- 残った油をオイルポットなどに戻す
ただし、使い込んだのち本体が真っ黒くになり食材がこびりつかなくなったら油返しは不要です。
食器洗い洗剤は使用せず、たわしとお湯で洗う
調理後は、食器洗い洗剤を使用せずに竹のササラ・たわしを使用してフライパンを軽くこすりながらお湯で洗います。ポイントは使用後すぐに表面が冷め切る前に洗い始めること。また、洗い終わったら水気をしっかり取り乾燥させましょう。その後、キッチンペーパーを使いフライパンの内側・外側に薄く油を塗ったら終了です。
たまご焼きやお弁当づくりに便利な角型鉄フライパンもチェック
無印の鉄フライパンのなかには、一般的な円形のフライパンだけでなく角型の鉄フライパンもあります。たまご焼きはもちろん、お弁当つくりや少量の炒めものなどにも便利なサイズ感です。気になる方はぜひチェックしてみてください。
MUJI（無印良品）
無印良品 角型フライパン
参考価格：
5,980
円
価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
amazon.co.jp:2024年4月29日 04:32時点
本商品の購入においては、購入の時点で上記各サービスに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます
| サイズ |
幅13×奥行34.5×高さ8.5cm（ハンドル含む）
|
| 直径 |
ー
|
| 重量 |
720g
|
| タイプ |
浅型
|
| IH対応 |
〇
|
まとめ
無印良品の鉄製フライパンの魅力や特徴、口コミなどについて紹介してきました。はじめての鉄フライパンとしてもおすすめの、無印の鉄フライパン。料理が美味しく仕上がるという魅力に加え、早いものでは数カ月で買い替えなくてはならないフッ素樹脂加工のフライパンなどに比べて長く使えるメリットがあります。お手入れに少し手間がかかりますが、慣れてしまえばそこまで難しくものではありません。ぜひ記事を参考に、無印の鉄フライパンを暮らしに取り入れてみてください。
なお、無印良品の鉄フライパンだけでなく、さまざまなフライパンを見てみたい方は以下のリンクをご覧ください。
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